新宮町議長牧野真紀子さん

Img_1551  Img_1553 新聞に選挙違反記事が出ました。
詳細は、画像を見て頂ければわかると思いますが、教育委員をしているにも関わらず、選挙カーに乗り、選挙活動をしてました。この方がしているのは、新宮町民であれば周知の事実です。本人も問題ないと豪語していたとのこと。法律もバカにされたもんです。本人もさることながら、牧野真紀子さんも、そんなの関係ないと言ってたそうです。そんな人が新宮町議長さんなのですから、新宮町は、前途暗澹たるものです。

そして、今日は、朝日新聞に牧野真紀子さん記事が出てました。
なんでも、平野さんは「選挙カーに乗ってもらったが、後ろに目立たないように座ってもらった」と説明したらしいのです。知人によると平野さんがウグイス嬢をするのでわざわざ道路に出て手を振ったとのこと。さすがに慣れてあってそつない話ぶりだったと褒めたらしいです。また、「人のいないところでの練習だった」と平野さんは、主張したらしいが、おおっぴらに手を振っていたのは、ものすごく似ている別人だったのか、非常に謎です。蛇足ですが、この朝日新聞の記者は、急遽集められた会議場には見向きもせず、議長室に入って、しばらくして出て行ったとのこと。他の議員さんは、あれは誰だったのかもわからず仕舞い。一体何が目的だったのか謎です。

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ガダラの豚(中島らも)

本の厚さが、4センチもあるとても長い話である。
宗教に超能力に呪術。あげくは、中年のはげででぶのおっちゃんがヒーロー!
壮大な物語の崇高な話かと思いきや、ぐっちゃぐっちゃのケセラセラ。
展開の展開のなさに思わず、これは、漫画だったのかと!
思ってしまう。
どちらにしろ、面白いのは大歓迎。
ストーリーの裏を読めば、時代の皮肉にも満ちているのも醍醐味だ。

最初の圧巻、宗教への誘いでは、外から分離して洗脳というのは、こういうことかと大納得。
言ってることは、ついついうなづいてしまうことばかり。
自分の心を解き放ち、空っぽになったところに洗脳を施すというのは、いかに簡単なことだろうか。
ことは、たぶん、宗教だけに及ばないだろう。
全ての人間関係であり得ることとも思う。
読めば読むほど面白い。

超能力は、ひところ、流行ったものだけど、スプーン曲げにして、透視にしても、もしかすると、こういう裏(種)があるのかと感心した。
今の今まで、テレビであってたユリゲラーを半信半疑ながら信用してた自分がいたせいで。
とにもかくにも、人間というものは、愚かなもんでもあるなあ。
それを救うのは、一体なんなんだろう?

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さざんかの小道

うちの庭木が不要になったので、公共の施設の脇に植えてもらった。
自慢じゃないけど、(ちょびっと自慢)ピンクの八重のさざんかは、とってもかわいいっ♪
さざんかということを忘れてしまうくらいの可憐さ♪
そうそう、どこかの誰かさんの大昔のようにね。
それで、植え替え作業にいそしんだ。
ちょうど、幼稚園の出入り口に位置してた作業中。
行き交う子供たちとお母さんから、絶賛の嵐。
かわいいね、なんの花?
コスモス?
へーっ、さざんかって、こんな花だったんだ!
かわいいお花をありがとう・・。
♪さざんか、さざんか、咲いた道、たき火だ、たき火だ、落ち葉たき・・♪
老いも若きも幼児も小学生も、かあちゃんもにいちゃんも、歌う、歌う・・・。
自然にさざんかと耳にすると条件反射。

こんなに喜んでもらえるなんて、さざんかになりかわりまして、多謝多謝♪

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告白(湊かなえ)

Photo

おどろいた!
映画の通りに忠実に話が進んでいく。
それどころか一言一句、まるで映画のまま。
こんなに一致してるとは思わなかった。
映画が偉い?
これほど本をなぞる映画は見たことがない。
これだったら、映画だけで、十分真意が伝えられる。
読みながら、そうだったなあと100パーセントうなづける。

映画のときも内容については、カルチャーショックだった。
感情がねじ曲がってる人間だらけの話とは。
モンスターファミリーだの、クレイマーだの、いろんな呼び名で呼ばれているこれらの人々。
もしかして、こういう人たちの比率がどんどん増殖していくと、思いやりや、人に対する気遣いという言葉は、死語になっていきそうだ。
江戸時代も明治時代も一応昭和時代もとりあえず人に迷惑をかけたり人に危害を加えたりあるいは人を傷つけることは良心が痛む。
罪悪感に苛まれるのが人間というもの。
反省もする。
それが全くない人たち。
どうなってるんだ。
人間的な面が欠如してるのか。

この本に描かれている人間たち。
どこか壊れている。
表面上は、まともに見えるのに、よくよく心の内側をのぞいてみると、変。

最近のちまたの方々の話を聞くにつけ、この物語の人物たちは、あらゆる場所に蔓延してるようにも思える。
何がどうしてこうなったのか・・。

と、書き連ねていくうち、もしかして、どこか狂ってきているのは、自分かもしれない・・・。

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