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2004年10月

デジャブ

その人に初めて会ったというのに、その小作りな顔に
既視感がある。どんどん、話していくうちに、知り合いを
知ってる知り合いというのにぶつかってしまった。
だけれども、直接、その人が私の今までの中に
存在した人でないことは確かだ。
それなのに、話すごとに話が深まるごとに
昔の記憶の中で、この人、どこかで、知ってた人では
ないかと・・・記憶が・・・記憶自体が主張する。
まさか、私の腹違いの姉妹ではあるまいに。
ことばのキャッチボールが。
ことばの意味がこんなにきっちり、わかりあえると
いうのは、一体なんなのだろう?
そういえば、生年月日が2日しか違わないというのは!
似てる雰囲気、似てる人生を生きているということ!なのだろうか?

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ディープ・ブルー

海ばかり出てくる映画。
ナレーションが入ってたけど、なくてもいいような気がした。
だいたい、海、大好きなので。
最初から、最後まで、とてもよかった。
海という自然の魅力や恐さ、素晴らしさ。そして、そこで生きるもの。
すべてが、むすびついている。
タイトルにもある通り、海は、ブルー。
ブルーというのは、一色ではない。が。
そのあらゆる変化に身震いするほど、魅せられてしまう。
本物を見ることができると、発狂するのではないかと
思われるような深海の無気味さ。
明るい色に包まれたサンゴ礁の海。
北極の深いブルー。
地球上ではひとつの海であるのに、姿が異なって見える。
すべてを包み、すべてをつきはなし、海はそこにある。
スクリーン最後にうつしだされた文字は強烈だった。
人は海を傷つけてる。
大きな流れに唯一さからっているのは人間であるのかもしれない。

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歯医者

ここ何年来気にかかってた前歯を抜いた。
一本だけ、前に突出して、かみあわせた時にその歯だけ前にでている。
歯の圧力のせいなのか、ずっとぐらぐらしていた。
たしか、大昔に歯を抜きたいと歯医者さんに言ったら、
大学病院じゃないとできませんと言われたような記憶がある。

ますいを嫌というほど、うつ。
そして、たぶん、ペンチみたいなもので
抜いてるみたいなのだが、ガスッと、かするたびに
痛いわけではないのに、「イタイ」と声がもれる。
まわりの歯を傷つけないようにゆっくり抜きますと先生は
おっしゃる。何か、くりくりしているのはわかるけれども。
エイッと抜いた瞬間、衝撃があるのかと、手のひらは、汗をかいている。
「はい、おわりました」えっ!いつ抜いたの?
衝撃はおそわなかった。
脱脂綿をはさめて、そのままにしてくださいと、口があけられない。
ますいが解けたら、痛くなるので、傷み止めと、血がとまるまでの
脱脂綿のかえをもらって、帰る。
車の中のミラーで、おそるおそる患部をのぞくとどす黒い血が
かたまっているのが見える。ふぇー、ここに歯があったのか!
しゃべるにも、ものを食べるにも、あったものがないと微妙に
違和感がある。
変な癖があって、その一本突出した歯を指でさわるのが好きだったのだが、
今は、さわるものがない・・・。
もしかして、顔のカタチも歯一本で変化するのかもしれないなあ♪

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魚料理講習会

いわしとさんまをさばいて料理した。
いわしは、ごまさばを作って、さんまは、蒲焼きごはん。
いつも、おろしてもらって、買ってくるので、
それは悲惨だった。
さばの骨の間に包丁をすべらせて、中骨をとるんだけど。
ためらい傷みたいにおずおずやるものだから、
身がすっきり切れなくて、これって、大名おろしと言うんだって。
だけど、さすが、福岡魚市場でする調理は、魚が新鮮。
とってもうまかった。
さばは、しめさばにすると、そのまま、冷凍しておけるそうだ。
お正月前にそうしておくて、値段が上がる前に調理できてお得。

やっぱり、あしたもあさっても、さばかさんまを買ってきて
復習しないと忘れちゃいそうだ。
ということは、毎日、さばか♪

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彼岸花

higanjana.JPG

もう、終わってしまったけど。
毎年、この花が咲くと、ああ、秋だなと思う。
真っ赤な真っ赤な花。
葉っぱのないすっきりとした立ち姿が。
思いきりのよい深紅。
道ばたにぽつんぽつんと、血のにじみでたよう。
まるで、苦しみぬいたあとのよう。
なんとも言えぬ魅せられる花だ。

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パン作り

pan.JPG

気が向いたので、パンを作った。
ほんとは、三つ編みパンを作る予定であった。
三つ編みに成形したら、油で揚げて、粉さとうを
ふって、ドーナツタイプパンにしようと・・。
だけれども、今、作っても、食べてがいないと。
それで、そのまま、焼いたのはよいけれど、つい、
オーブンにいれたままにしてたら、こりゃー、フランスパン
だわい!
乾パンのような。

ひさしぶりに使った製パン機。こわれてなかった。
音は、キコキコうるさかった。
どこか、油が切れてるのかしら。

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