デジャブ
その人に初めて会ったというのに、その小作りな顔に
既視感がある。どんどん、話していくうちに、知り合いを
知ってる知り合いというのにぶつかってしまった。
だけれども、直接、その人が私の今までの中に
存在した人でないことは確かだ。
それなのに、話すごとに話が深まるごとに
昔の記憶の中で、この人、どこかで、知ってた人では
ないかと・・・記憶が・・・記憶自体が主張する。
まさか、私の腹違いの姉妹ではあるまいに。
ことばのキャッチボールが。
ことばの意味がこんなにきっちり、わかりあえると
いうのは、一体なんなのだろう?
そういえば、生年月日が2日しか違わないというのは!
似てる雰囲気、似てる人生を生きているということ!なのだろうか?
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