読書
出世長屋(白石一郎)
黒田藩の隠居生活していた十時半睡。江戸藩邸の総目付を
所望されて、重い腰をあげる。
65才でも矍鑠している爽快さ。
ムズカシイ事件をひもといていく小気味よさ。
どの時代ものにも言えることですが、今失われつつある
武士はくわねど式な偉容。
結局は、人間としての器にもなるのかもしれないが。
わかりやすい人としての展開が楽しいのかもしれない。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ガダラの豚(中島らも)(2012.07.21)
- 告白(湊かなえ)(2010.09.19)
- 名もなき毒(宮部みゆき)(2010.08.22)
- 1Q84 BOOK3(村上春樹)(2010.06.26)
- 暁英 贋説・鹿鳴館(北森鴻)(2010.06.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント