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読書

出世長屋(白石一郎)

黒田藩の隠居生活していた十時半睡。江戸藩邸の総目付を
所望されて、重い腰をあげる。
65才でも矍鑠している爽快さ。
ムズカシイ事件をひもといていく小気味よさ。
どの時代ものにも言えることですが、今失われつつある
武士はくわねど式な偉容。
結局は、人間としての器にもなるのかもしれないが。
わかりやすい人としての展開が楽しいのかもしれない。

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