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2007年12月

忘年会第二弾!

体操サークルの忘年会♪
場所は、送迎付き、由緒正しき志賀島の旅館。
海の中道を通り、ぐるっと、先端をまわり、ちょい先まで行ったところ。
かなり古びている。
車だと気づかないかもしれない。
お迎えのバスは、4時半集合でして。
旅館着が5時。
すでに、お料理は、ならべてある。
が、しかし、先生方がまだ、きてない。
目の前の料理にお預けくらうのは酷というもの。
せんセーぬきで、はじめていいというご達しで、遠慮なくいただくことになった。
志賀島は、漁師町、お魚がうまい。シマアジの顔がてのひらほどもあり、活き造りはさすがに、こりこり身がしまり、舌がとろけそう。
次々に出てくるオーソドックスなお料理を気持ちよくたいらげながら、アルコールをいただく。このサークルは、全員、女性。男は、ひとりもいない。
それだけに、しゃべりがすごい。とにかく、しーんとしてる時がない。しかも、何がおかしいのか、げらげら、わはは、おほほにははは、へへへ、ふふふにきゃははに、笑い声のうるさいのうるさくないの・・・。たまらん。
目の前のお料理を順調にたいらげ、さしみにてんぷら、茶そばにちゃわんむし、にものに、酢の物、たいらげたものをどんどんつみあげる。
思わず、テレビの大食い、なんとかという女の子を思い出す。
まわりを見渡せば、みなさん、少ししかいただいていらっしゃらないようで、ちょっと恥ずかしい。
しかも、私の横は、せんせー。
私のテーブルの前は、なにもない。
なのに、まだ、いらっしゃらない。
あとは、携行コンロの釜めしを残すだけ。。。
まだ、せんせーはこない。
ということで。腹ごなし、せんせーを待つ間、フラダンスをしてる人に、一緒についてならうことになった。
ここの宴会場は、特設ステージがあり、カラオケロボット?もある。
腰つきと、手の動きがついてゆかず、手旗信号になってる感じがする。
腰はどうにかこうにか、なってる(と思う)のに、腰の動きとこれまた、足がうまく連動してない。
気分はわるくないが、フラダンスではなく、ただの腰ふり、、、えー、土人(いけないことばかもしれない)の踊りのようで、かなり、情けない。
そうしたら、やっとせんせーが見えた。
私たちの到着から遅れること二時間。
ふつうのとこだったら、お開きの時間。
フラダンスをしている私たちを見て、座る間もなく、かたろうとする。
それは、ちょっと。。待っていただいて。
再度乾杯。
それから、再び、にぎやかしさ、、いや、やかましさは増し。
ついに、せんせーが舞台に。
それも、私を道ずれに。
衣装部屋に連れて行かれる。
せんせーは、ほんとに、こういう場が好きなんだろう。
まあ、ダンスのせんせーなんだから、あたりまえだけど。
ほら、カラオケの後ろのバックダンサーをするんだからと。。。
うっ、いや、そんな、、と、否定するひまもなく、衣装を着せられ、
踊れや歌えや・・・・。
わたしは、おどりたくなーい。。。
とか、思う暇もなく、次の衣装は、看護婦さん。
うげぇ、ぴったりの衣装。私のためにあるんかいな。帽子もあり。(ナースハット?)似合うよとの声に真剣に看護士さんいいかも・・でも、偽物だけど。お医者さんの衣装もほかの人がきて、ますます、場は盛り上がり。
ダンスの先生だけあって、ダンスもお手のものでして。
歌ってるんだか、踊ってるんだか、カラオケなんだか、はちゃめちゃになりながら。
気がついたら、せんせーがこられて、二時間が経過していた。
最初の二時間と後半の二時間のあまりの体感時間の違いに愕然。
9時にはお開きになったものの。
女のパワーは、すごすぎる。
そこの旅館のおかみさんはかなり気がいい人。
気がついたら、場におさまり、衣装をえらんでくれたり、ビールを芸者さんなみに飲んで、中にくわわってた。
それに、他の中居さんも気づいたら、一員にくわわって、踊ってた。
あひゃー。

しかしながら、このパワー、先のおじんだらけの忘年会とは、180度違ってたが。
それはまた、恐ろしいほどに楽しくて、こわい体験でもあった。

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じいちゃん退院する

12時までに退院の手続きをしなくてはいけないので、来てと言われてた。
10時過ぎに出て、11時前には着いた。
早かったな。日曜だから、車がすいてたと安堵しながら、じいちゃんの病室の見える角を曲がると、あれ〜、あれは・・・・・じいちゃん・・・・・。
すでに、ズボンをはき、杖をついたすぐに出発できますスタイルで病室の前にたたずんでいる。
どうしたの、もう、着替えたの?
おそかったな。
えっ、まだ、11時前なんだけど・・・。
荷物もすべて、バックにつめ、ベッドは整えられ、いつでも、帰れます状態。

えっと、退院手続きは?
もう、計算してもらっとる。
これを下の窓口に持って行って、お金を払い、紙をもらったら、ナースステーションの看護士さんに渡さないかん。
あ、じゃ、お金払いに行ってくるから、ベッドにすわってて・・。

きょうは、日曜なので、三階の事務窓口は、お休み。
代わりに非常用入り口にある窓口で支払う。
さすが、九大。
すでにお待ちの方が何人かいらっしゃる。
こんなところが込み合うなんて、、、、。

じいちゃんからもらった紙を渡すと、向こうで計算していただいて、お代は、しめて、三万六千円也。
やすいっ!
計算書を見ると、最初に聞いていた手術代は、確かに210万円!
ムンクの叫びになりそう・・・。
それが、何やらかにやら、計算されて・・・終いは、三万六千円。
やすいっ!
どうなってるんやろ。皿のように計算書を見尽くして、仕組みは、さっぱり、わからん。
ま、安いから、許そう・・・。
たぶん、事前に役所に行って、いろいろ手続きした甲斐があったんだろね。
そういうことだろね。きっと。

というわけで、感心しながら、病室に戻ると、なんでか、廊下の椅子に腰掛けてるじいちゃん。
なんしょうと?
座っと・・。
それは、わかっと。
私は、逃げも隠れもしませんってば・・・。

じゃ、病室の人に挨拶して、帰りましょうか。
斜め前のじいちゃんは、今だ、入院中。
運転中に意識が遠ざかり、壁にぶつけて、片足を骨折し、まだ、歩けない。おまけに糖尿病で、インシュリン注射をうたないといけないという大変さ。つい前々日から、リハビリになんとか、看護士さんに車いすにのせてもらって、いくまでこぎつけてたら、その途中、血圧が40までさがって、意識がなくなり、また、ベッドくぎづけ生活に後戻り。なかなかにつらそうなじいちゃんだ。
その方にうらやましがられながらの退院。
ちと、鼻高々なじいちゃん。

帰り道、買い物して、帰ろうかということになり、スーパーに寄った。
車から降りるのに多少もたついてたが・・・足がこんがらがってるのか・・歩きは、思ったより早い。すたこらさっさの、すた・・こら・・さ・・っ・・さ・・くらいの早さでなかなかのものだ。
ここのスーパーは、初めて来たよ。いつも、行く店より安い。
あら、そしたら、あっちとこっち、逆方向だけど、同じくらいみたいだから、こっちの店もいいかもしれんねー。
でも、いつも行く店は、俺が足が悪いからいつも、おまけしてくれるんよ。
ひぇー。
若いおなごの子のアルバイトがピッと言わさんで、入れてくれるがよ。
ひ、ぇーっ!
そのおなごん子は、いつも三時か四時くらいにおるがよ。その時間に買い物に行くがよ。
ほぇーーっ♪じゃあ、いつもの店がいいよね。
ふむふむ、なかなかに、いろんなことをしているじいちゃんである。

おうちに着いて、荷物とき。
の前に、例のトイレ。
和風を洋式の座りにするグッズ。
これをいの一番にしておかないと、間接はずれたら、大変だ。
無事、トイレに設置して、座ってすることを三ベンくらい確認。
男の人だから、おしっこは立ってしたかろうけど、あちこちはねたらあれだから、座ってするようにしたら・・・。
それ、あげればよかろうが・・。
便座。
ま、そうなんだけど。
(長年の習慣は急には変えられん、しようがないか)

薬をだし、洗面器をだし、いろいろ、片付け終わり。
ひっ!これ・・・。
パジャマ!
レンタル!
これ、返さないと・・。
よかよか、わからんよ。
ぺろっと、舌を出し、してやったりのじいちゃん。
知らんうちに入っとった・・。
(ほんとかいな!)

また、なんか、あったら、電話してねーと、いいつつも帰宅するが。
よかよ。車があるから、自分でするからー・・・。
(それがこわいんだけどー)
あらー、そうですかー。
じゃあ、きょうはゆっくりしててねー。
おでんとおにぎり、今日、食べとってね。

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じいちゃん、まだまだ入院中

5日が、退院予定でしたけど、毒素が出てるから、もう少し様子を見ましょうと、言われて、入院中です。
だいぶ、リハビリも進み、杖なしでも、歩けるらしいのですが、まだ、骨に肉がまわってないとかで、杖あり歩行中です。
ついつい、杖なし歩行をして、看護士さんに見つかり、おこられている常習犯なのですが。それをまあ、うれしそうに話してるじいちゃんは、もしかして、確信犯。

座る暇のないおしゃべり攻撃のなか、看護士さんがお熱をはかってくださいと、来られたのを機に椅子を取りに行けました。
ピッピと体温計がなると、看護士さんが「いいですよ」と、言われました。
じいちゃんは「なにが?」
と、看護士さんの顔を見ると、看護士さんは、困った顔をして、うつむいて、無言の返事。もう、すぐ、かわいい看護士さんになるとからかうんだからと、思いながら、ほら、体温計、だして、熱を教えてあげたら・・と、促すと、しぶしぶ、楽しいおもちゃをとりあげられたこどものような顔で体温計を差し出しました。
見ると、34度4分。爬虫類かよ。
ちょ・ちょっと、低すぎるのではないですか・・・。
もう一度はかり直すのでと、看護士さんに言って、あとは、私がしますからと、お引き取り願いました。
ふと見ると、じいちゃんは、必死で体温計をふっています。
何してるの?
体温計をさげよる。
って、それ、デジタル体温計だから、ふっても下がらんのですけど。
ほら、さがりよる。。。
わけはないのですが。
いいから、このケースに入れて、もう一度とりだして計るんです。
ふっ、35度7分。人間に戻った・・。

帰りかけてる看護士さんに、毒素があるから、退院がのびたと本人が言ってるんですが、手術の時の関係でしょうかとお尋ねしてみました。
思い切り首をひねって、???な顔をする看護士さん。
体に炎症が起きてるから、朝と晩に点滴を打ってもらってます。
その炎症の検査を血液をとって毎日調べています。
だいぶ少なくなってきてるので、来週あたりに退院ではないでしょうか、
という看護士さんの話。

うーーん、毒素は、どこにあるんだ!

朝早くこられる主治医の先生の話。
病室の患者さんの気の毒な話。
手術したあとの傷の話。
隣にいらした面倒見のよかったちょい若い人の話。
月曜日の院長診察お大名行列の話。
出てくる出てくる、洪水のような話を聞きながら、ほんと、トイレに行く暇もないし、帰る暇もないなあと、相変わらずの元気ぶりに喜んでいいのか悲しんでいいのやら。
そして、やはり、気がついたら五時の鐘。
シンデレラならぬシュフデレラは、急いで帰ってごはんを作らなきゃ、おばあちゃんになってしまう・・・って、急がなくてもなるんだったと・・・・。

それにしても、前回、旦那が行った時の話には、驚いたものです。
よかよか、引き出しに鍵なんかかけんでもと、財布も保険証も引き出しに入れっぱなしだったじいちゃん。
見かねた旦那が財布を預かっておこうかとのぞいたら、ニジュウマンエン!
!!
一体、なんでこんなに持って来てるのかじいちゃんに聞くと、テレビ見ろーもん。
って、テレビカードは、一枚1000円。
どんだけ、見んのかい!と、あきれはてた旦那。
とりあえず、お預かりしてきた財布ですが、盗られたら、どんだけ、青くなったやら・・。
太っ腹なのか、いい加減なのか、始末に困るじいちゃんで。

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