日帰り旅行
楽しみにしてた湯布院日帰り旅行。
朝9時集合して、夜までのわいわいがやがや。
女だらけのマイクロバスは、窓にひびがはいるほど。
静かになる瞬間は、一瞬も訪れず。
前や後ろの大爆笑は、どういうこっちゃ。
口だけは、しゃべるか、食べるか飲んでるかの大運動会。
まったく、女は、やめられん。
いつでもどこでも、口だけは、縦横無尽の柔軟さ。
途中のパーキングでも、いきかうおばちゃん軍団を横に、ほんと、おばちゃんは、元気やね、私たちやんか。
そうこうするうちに、現地についた。
やかましさにもめげずに黙々と運転に励んだ運転手さんの賜物だ。
早すぎたらしい。
一時間も。
そのあたりを徘徊しておいでということになった。
風が少し冷たい。
誰や、涼しいというのは、使い方間違ってるでしょが・・。
湯布院は観光の町。
自然のものも、そうだが、おもやげやさんも洗練されている。
ここで、見るとただのおみやげも、すてきに見えるのはなんでかいな。
最近は、湯布院と名前が入ってるだけのしょぼいものは、ない。
店が並ぶ界隈は、ありとあらゆる洗練されたアクセサリーやら、洒落た服などもある。
こんなとこまできて、何でショッピングに励まんでもと、思いながらもついつい、ここぞとばかりに、見てまわってしまった。
もちろん、試食も忘れてない。
名物そばまんじゅうに、佃煮に、なんたらケーキに、とりあえず、目についたものは、これも観光の一環とばかりに、口で観光することにしてる。
食い逃げじゃないよ。たぶん。
誰かが買ってると思う。
ホテルに帰ると、すっかり、お膳ができあがってる。
江戸時代のお殿様お膳がひとりづつ並ぶ。
向かい側の人との間があきすぎだろよ。と、仲居さんに訴える。
ここ、料理運ぶよ、あいてると言う。
あれ、おねーさん、どこの人。
モンゴル。
へぇー、かわいい顔して、モンゴルかって、ひとしきり、もてはやした。
しゃべって飲んで、食べて、腹もクチクなった頃、芸達者さん、登場。
我がサークルのアイドル、フラダンス踊り子さん。
なんと、衣装もちできていらっしゃる。
流し目もうっとりな踊りに目が釘付け。
うまいねー、衣装もいいよね♪と、なんか、わかったふうな批評家もものともせず、二曲、踊っていただく。
温泉センターなんかのどさまわりもできる実力で心底、うらやましかったりする。
芸は身をたすくの地をいってるかもしれん。
お待ちかねのビンゴケームは、なかなかあたらん。
読み上げても読みあげても、あがれんとこは、人生ににてる。
はずればかりのとこもか。
とはいっても、これは、絶対あがれるようにできてる。
心優しい主催者のおかげで。
私ももれなく、あたり。
すてきなネックレスゲット。
会員さんが作られたものだけど、玄人はだし。
それぞれが、その人に見合ったものがあたり、すごいねーと口々にほめたたえる。
湯布院といえば、温泉。
風呂につからなきゃ、何しにきたか、わからん。
ということで、みんなで裸のおつきあい。
同性同士なので、いやでもおうでも、ひとつ風呂。
ひぇー、前も後ろもすっぽんぽん。
見てはいけない禁断のハダカ。
やっぱ、見てしもた。
今夜は、寝られんわい。
食べて飲んで温泉につかり、疲れてると思いきや、まだまだ、燃えたりん。
金鱗湖で紅葉をめでては、あっさり終わる。
再び、買い物に励む。
同じおばさん同士の血が騒ぐ。
でもやっぱり、帰りのバスでも、しゃべりたりん。
いったい、いつ、静かになるのか、誰にも予測できなかったのである。
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