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チャングム

友達から、借りた韓国ドラマのDVD。
見れども見れども、終わらない。
見慣れない宮廷のたくらみの応酬で、頭にストーリーが入らない。
おまけに韓国語のつばとばすような発音にもなれずに今いちなドラマ展開かと。
チャングムはどこや?
まだ、かげも形もない。
陰謀に巻き込まれるチャングムかあちゃんは、人目を気にして、逃げる。
いつのまにか、結婚して、チャングムが生まれ、朝廷とは縁もゆかりもない生活にどっぷり。
ささやかながらも幸せにひたる家族に、追っては、容赦せず。
とうちゃんはつかまり。
かあちゃんも死んでしまう。
天涯孤独なチャングムはどうなるんだ!
と、思う間もなく、展開は、早い。
あれよあれよという間に女官になる。
数々のいじめにあいながらも、けなげに努めるチャングム。
ちんたら見ているうちに30回まで進んだ。
ようやく、展開のテンポがつかめるにつれて、韓国語にも慣れ、この響きも悪くはないかと思えてきだした。
だけど、宮廷料理人がなんで、医女。
島流しにされて、奴婢に落とされ、なんで、医女。
あれほどいじめてたきた、チェ女官の最後にちょびっと涙。は、でらんが。
敵はさり、我が天下のなるのもつかのま。
最後の最後まで、気がぬけない。
それにしても、終わりがチャングムの幸せな家族と同じような設定になってるのは、これまた、おつな展開。

個人的には、カン・ドックおじさんと、おばさんのやりとりがおかしくて、楽しくて、もっと、見たかった。
悪いやつと味方が完璧にわかれているから、わかりやすいといえばわかりやすい。
長過ぎて、辟易かと思ってたら、終わるのが惜しくなる、ペットロスならぬチャングムロスになりそうな雰囲気になりかけた。

よくも悪くも見て、損はないというドラマかな。
できたら、韓国語完全版がいいと思う。

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