指輪
自分では、じいちゃんのお世話をそんなに身をいれて、しているつもりはなかった。
けれども、実の息子である旦那も、答えられんあれこれが。
じいちゃんのこまごまを聞かれたときにすいすいと答えられる自分に非常に驚いた。
幾多の入院の付き添い。
呼び出しの時のお世話などなど。
結局、一番、頻繁に接してたのは自分だった。
おうちのここに何があるかとか、あれがどうなってるとか。
なんでか、知ってる私。
でも、ね。
息子が言ってた、じいちゃんが常に、指に、はめてたぶっとい指輪。
あれが、どこ探しても見つからんのよ。
私にも秘密なじいちゃんの姿、知ってる人がこの世のどこかにいるかもしれんね。
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