町内会総会
毎年一度、年度替わりに総会をしている。
次の役員さんのバトンタッチも含めての大事な行事ごとだ。
ここの町内も年齢が上向きになり、60過ぎの方も順調に増えている。
そして、80過ぎの一人暮らしの方もでてきた。
役員は、入居順にするということなっているが、いくらなんでも、80では足下も覚束ない。
それこそ、途中でこけて入院でもされた日には、目もあてられない。
それで、役員さんは、後期高齢者からは当人の体の調子を考えて、免除という方向にしようと決まった。
当日、なぜか、次の役員候補さんがいらっしゃらない。
まだまだご壮健の私たち50代くらいの方なのにだ。
なんでも、年度途中で引っ越しをされるご予定とかで、役員ができないとおっしゃる。
理由はなんであれ、やはり、総会にでて、みなさんの承認を得なければ、困りますということで、重々その日にこられることを念押しした。
それなのに、連絡もなければ、電話してもこない。
しかも、電話をすれども、留守。
こなければ、役員をしなくてもいいと思われたのだろうか?
本人不在のまま、話をしてると、そこは蛇の道は蛇。
いろんなことがでてくる。
おばあちゃんの介護のために他県に引っ越しという理由だったはずなのに、実は、ここの町内の会員をやめたいといわれたこと。
それに、ひとつもふたつもとびこして、上の役員さんというか、ここの組織のトップの方まで話をされて、自分が役員をできないことをまくしたてられたらしい。
そんな話が総会の場で暴露され、みんなの怒りは頂点に。
できる範囲内で持ち回りの役員をするのは当たり前というのに。
懇親会でのお弁当食べには参加する。
自分ちに関わるもめ事のときは、夫婦そろって、文句三昧であったのにだ。
どういうこっちゃと、不信感がつのる。
ここの町内の住民である以上、その町内の組織にはいるのは、暗黙の了解になってるはず。
不燃物当番や、町内会費のことなどなど、お世話になったりお世話したりは、社会の一員であれば、当たり前なこと。
それを、したくない。
いいとこどりな利己的な考えって、どうゆうこと。
とりあえず、何人かで説得にいって、相手は、納得しないまま、することになったらしい。
一年というお約束だが、どうなることやら。
私たちの年代でさえ、こうなら、若い人たちになると、ますます、こういう利己的な風潮が当たり前になってくるかもしれない。
そんなの常識でしょが通らなくなる日もくるかと思うとぞっとする。
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