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2009年5月

イヌソシスト

Inu4

寝入った子犬もかわいいとしげしげと眺めてた。
膝の上で、眠りこける子犬。
ぴくっと手足をふるわせると。
次の瞬間、首がうしろにまわり。
目が白目をむいた。
口から舌がぴろーんと出て、うぐぐ。
ひぇーーーっ!
キモチワル。
ど・どした!
なんか、悪いもん、食った。

怖くて、引き気味に次におきることをじとーと子犬を凝視した。

すると、ふつうの子犬に戻った。

悪夢を見ていたとか・・・。
って、わたし?

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機能不全家族/西尾和美

Kinoufuzen
機能不全とは、親から身体的精神的性的虐待を受けて育った人たちである。
故に健全な父親母親像を知らずに育った人をアダルトチルドレンという。
こどもは、親が口にする言葉、身体や態度で示すメッセージ、無意識に表現する感情などが、強く伝わり、影響を受けるものなのである。

親になりきれない親たちというサブタイトルのこの本は、いかに親の言動が子供に影響を及ぼすのとかいうことをわかりやすく解説してある。
読み進めて、改めて思うのは、これは、子供にたいしてだけではなく、人とのコミュニケーションとしても、十分役立つのではないかとも思う。
どうして、そういう言葉をいうのか、その裏にある心というのはいったい何だろうかということまで、掘り下げていくと、実は、攻撃的な言葉は、その人の弱さであったりするわけだ。
感情任せに口走る言葉もそうだ。
それを言っても事態は何もかわらないのに、親の立場だけで、屈服させようとする。
なんぞ、親自体の生き方ややってることと一致していなければ、なんの説得力もなく、それどころか、ただの反発の元を作るということでもある。

厳しく考えていくと機能不全家族というのは、あるいは、80パーセント以上の確率で存在しているような気もする。
そして、そのマイナスの言葉掛けは、連綿と子孫に反映されていく。
なんとも、哀しい。

親子だけという細かなことだけに終始するならば、やはり、親というのは、一夜にしてならず。
単なる子供が授かっただけでは、つとまらないことを肝に銘じるべきだろう。

機能不全の家に育ったことを自分の欠けた情緒を認識するならば、まず、そこをきちんと見据えよう。
どういう親であったか、自分にされたこと、感じたことを素直に認めよう。
そして、ここが大事だ。
親を許してはいけない。
悪いのは、自分か親かどちらかであるはず。
自分のなかで、それがどういうことか納得がいくまでは、親を許し自分が悪かったというふうに結論づけてはいけない。

と、まあ、いろいろなことが書いてあるわけですが、うちは、まともだったと思う人もこの本を読むと、もしかして、自分が陥ってる子供のためという理屈がどれだけ親のエゴに満ちているものかということも気づくかもしれない。

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ネットブック

今はやりのミニパソコンである。
あの小ささが何とも魅力的でもある。
どこにでも、お気軽に持っていけ、なおかつ、お気軽にインターネットできるとあれば、のどから手が出そうなもの。
うずうずしてしまう。

そんな時に友達から、ネットブック買ったけど、インターネットにつながらんよーっ!って、SOSが入った。
そこはそれ、パソコン好きな私。
あれやこれやと、情報収集に励んで、ある程度の知識を仕入れた。
ただ、無線LANというものを今だ、したことがないだけに、そのあたりの感覚がつかめないのが難点だ。
多少不安だったけれど、とりあえず、自信満々の顔をして、友達のネットブックを触ってみた。
B5ノートくらいのサイズでひざにのせてもオーケー。
大きさはまずまず。
で、電源オンにしてみる。

パソコン音痴の友達は、とにかく電気屋さんの言うがままに、購入契約したらしい。
それも、なんと、通信料抱き込みのやつだ。
本体価格は、すんごいお安いけれども、そのかわりといってはなんだが。
もれなく、毎月の通信料が発生する。
それも、2年間は強制的なのだ。
その間に解約という禁断の技をかけると、5万円くらいの違約金を払わないといけない。
携帯電話の〇円契約というものと一緒だろう。
はたして、友達はそんな裏事情を把握していたのか?

そして。
通信ソフトを起動してみる。
しかし、つながらないよ。ソフトバンク。
困り果てて、電気屋さんに、友達ともども、お尋ねにいってみた。
つながらないと訴えるも、電気屋さんでは簡単につながるから、機械的故障ではないのでと言われる。
電気屋さんとしては、一度お売りしたものは、返せないの一点ばり。
しかも、契約がソフトバンク通信抱き込みセットになっているから、仮にパソコンもお返しということになると、10万円になると仰る。
その通りなんだが、インターネットにつながらないミニパソコンなんて、クリープをいれないコーヒーと同じじゃん!
っと、胸の中でひとりごちる。
が、結局、押し問答の末、もう一度トライしてみてくれ!といわれて、帰宅。

翌日、現地にとび、つないでみる。
あんれえ。
ふつうにつながるよ。
これって!
ほら、ひと時代前のアナログでつなぐ、ピーガー状態と同じで、まず、通信ソフトを起動して、つなぎ、そのあと、エクスプローラーなどのブラウザを立ち上げる。
と、最初のページが表示される。
というわけ。
ノープロブレム。
いったい何が・・・?
すると、そこにいた目撃者さんが言うには、通信ソフトでつながってるという状況が把握できてなかったらしい。
要するに、つながって、一秒二秒とカウントされるウインドウを見ていて、つながってないと思ってたこと。
つまり、つながると、自動でブラウザのExoplorが起動して、最初の画面googleがあらわれると信じ込んでいたというわけ。

って、そ・そんなー。
この方々は、じいーーーーと、パソコン画面をみんなで見つめていて、つながらん、つながらん!と、呪文のように唱えていたのだそうだ。

ひぇーっ!

なんともしまらん一件落着♪

しかし、今回、ネットブックを触ってみて、イーモバなどの通信くらいじゃ、ストレスもんだと痛切に感じた。
画面あらわれるまでに、時間がかかりすぎだよ。
光ケーブルで慣れてると、一瞬壊れたかと思うくらいだ。

あと、欠点は、CD読み取りがないので、OS入れ替えってのがめんどくさそ。
でも、機種によっては、あれがあるけど、これがないというふうに、いろいろ工夫されてるので、そのあたりで、自分が使うものに特化できれば、バッチリかもね。
値段を考えると、それ相応の使い方で我慢しょうと思う代物かも。

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