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2009年7月

かめむし、なめくじ、ばった

Kamemusi とにかく、野菜には虫がつく。
食うか食われるかで、たいへん、あせる。
カメムシも大きいのやら、小さいのやら。
見つけたら、捕獲してはいるけど、いたちごっこである。
なめくじもビールで退治できるときいて、勇んで、やってみた。
たしかに、朝になったら、捕れているが。
でも、いつのまにか、茎からぽきりと折れてしまっては意味ないじゃん。

大食漢はなんといっても、ばった。
この季節までがんばった野菜の葉っぱたちが、あちらこちらの虫食い。
ふつうの草だけ食べてりゃいいものを。
なんで、野菜を食べてくれるのかとがっくり。

すくすくお育ちになり、がんがん実をおつけになり、なおかつ、お手入れのいらないものがいい。

それが理想。
けれども、そう、都合のいいわきゃ、ない。
毎日、カメムシ捕獲に励む。
ありがいれば、アブラムシをぶちっとつぶす。
さすがにばったは、ぶちりとつぶすのは、無理。

なんとか、食べられるものがあるだけありがたいということで、納得させるしかないか♪
Toma

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大雨避難も考えもの。

母は、75歳になる。
一人暮らしである。
その母は、このたびの大雨で、隣のこれまた一人暮らしの同年代の女性と、二人して、避難所へ向かった。

それは。
夜になって、不安になってきたらしいのだ。
大雨はやむことなしにどかどか降る。
表を見ると、道路は水浸し。
そして。
そんなとき、アナウンスカーが行く。
「避難場所は○○公民館です」
「不安な方は、避難してください」
隣のご婦人は、慌てて、外に出てみた。
道やら、畑やら、溝ならさっぱりわからないくらいの道路。
これが首までつかった日には・・・。
お・おそろしい・・・。
足も悪いし、これ以上、水かさが増したら、避難できん。
そう、思ったとなりのご婦人。
母を誘った。
危ないから、すぐ、公民館に避難しょうや。
二人して、夜の道を歩く。
というより、川歩き。
もう、すでにべちゃべちゃ。
長靴なんて、ちっとも関係ない。
車が通るたびに、上からしたから、びちゃまみれ。
そのうち、車は、動けなくなったのか、ところどころ、止まった車があちらこちらに点在中。
ひっ!と思った瞬間、足をとられて、こけた。
母は水浸し。
首からしたは、びっちゃびっちゃ。
行けども行けどもつかない公民館。
暗くて、道に迷うたか。
家からでてきた人にお訪ねすると、まだ、半分もきてない。
隣の人もかえろうかと迷いだす。
しかも、真っ暗な夜道。
ひきかえすのも怖い。
迷いに迷って、30分あまり。
着いた公民館に安堵したものの、びっちょり濡れた半身ではね、しようがない、いすにすわって、夜明けまでまんじりともせず。

夜明けとともに、外を見ると、水がひいている!

朦朧とする体にむちうって、仲良く帰宅。

うちは無事だった♪
母も無事でよかったよ。

しかし、この場合、避難した方がよかったのか、どうか、あとから聞くと非常に迷う。
足腰の弱い年配がひざまでじゃぶじゃぶしながらも、はっきりわからない避難所めがけて、歩いていくなんざ、無謀の一言につきるような気がするのは、私だけだろうか。

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ワンコのおいしいおやつ

Inukasi1
Inukasi2 何度か、作ってるワンコのおやつ。
今回は、コーンいり。
しかも、とれたてアツアツ。
朝モギリ。
友達んとこのとうもろこしをゆでて、みじんきり。
粉にいりこ粉末を入れる。
そして、そこに先ほどのとうもろこし。
白に茶色に黄色。
なんとも、艶やかじゃありませんか・・・。
何が?とつっこまないように。

オーブントースタで焼くこと10分。
ちょいと、こげがこおばしい、カチカチのクッキー。

食べてみると。
う・うまい。
口の中にこおばしいコーンと食欲をくすぐるいりこのにおい。
さとうも塩も入ってない、いよいよ無味ではあるけれども。
いやはや、どうしてどうして!
素朴なそれぞれ本来の味がきちんと生かされている!

なんだか、おやつというものを人間って間違ってるかもとか。
これだけで、こんなにうまいって、すごすぎない。

見かけをきれいにしたら、みんな、新しいお味だと喜んで、食べるかもと、むらむらと、やってみたい病が・・・♪

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ワンコの熱中症

我が家にきて、2ヶ月少々。
ワンコは、4ケ月めに入った。
そして、初めての糞あつい夏。
そう、このワンコは、暑いのが苦手らしい。
そんなこととは、つゆ知らず。

おでかけしないといけないと、午前中2時間あまり外出。
小さい窓をあけて、扇風機をまわしていた。

帰宅すると、げろ戻しが三カ所。
おいおい、どうしたんだ。食あたり?ってか、でも、えさしか与えてない。
具合悪い?
舌をだして、はあはああえいでいる。
暑いのか。熱いのか。アツいのか。
室内は32度近く。
ん、確かに暑い。

よくわからんまんま、いろいろ、調べてみた。
ことのほか、暑さに弱い犬種は、鼻が短い。
これは、空気を吸って、冷却するまでに鼻が短すぎていたらないからだ。
とか。
特に小さい個体は注意。
クーラーをかけることも必要。
とある。
おやまあ。
人間様の私でさえ、クーラーかかるは100年早いと、我慢に我慢を重ねて、幾年月。ここまできたっちゅうに。
お犬さまたぁ、お前様かい。
とはいっても、おろおろうろうろ、だいじょうぶかい、わんちゃんよん。
と、何かあったら、かわいそうと、やっぱり、犬ばかじゃん。私。

アイスノンで冷やしたみた。
だめ。かじりまくって、遊ぶ。
タオルでふきふきした。
すぐ乾く。
霧吹きで毛皮をしめらしてみた。
うん、かなかないい。
が、遊びとまちがって、逃げ回る。

ごたいそうな熱中症ワンコのため、玄関も開け放して、風通りをよくしてみた。

ピンポーン。
ワ・ワワワワワワワワワワワン。ワン。
こりゃ、うるさいよ。
おまえなあ、熱中症だろが。
ぜえぜえはあはあ、あとであえぐだろが!と、諭しても聞きゃせぬ。

ワンコ生活。
まだまだ、奇々怪々!

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そうめん

こんなに暑くっちゃ、お昼はそうめんくらいしか食べる気がしなくなる。
つるつるっと、冷たい麺つゆにつけて、あーっ、おいしいよね。

そのそうめんつゆ、うちではこだわりがあった。
とはいっても、かつおぶしからだしを作り・・みたいなこだわりじゃあない。
市販のめんつゆに庭の青じそを刻んでいれ、そして、ここからがポイント。
ポン酢をいれる。
なんとこの酸っぱい酢醤油が暑いのにあってるんだなあ。
で、きわめつけは、梅干し。
夏は、食あたりといい、胃腸が弱る季節だよね。
したら、梅干しがバッチグー。
弱った胃腸に酸っぱまん、梅干し君。

ほらほら、暑さもだるさも吹っ飛ぶというもんだよ。この酸っぱそうめん♪

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東京新大橋雨中図(杉本章子)

第100回直木賞受賞らしい。
お江戸から明治に移り変わる世相というものに興味がわいて読んでみた。
まげをおとして断髪になるということ。
結婚も離婚も女性から言い出せるようになったということ。
初めて蒸気機関車が通ったときの雰囲気。
仕事の様変わり。
はては苦界の様子など。

主人公小林清親を通して、武家から市井になるまで。
なかなかのものだ。
この時代の人は、二度の人生に値するくらいの波瀾万丈、あすのことが予想もつかないことだらけ、実に面白い。

人間の機微にあふれたところも時代ものを彷彿とさせるし、順調ではないが、なんとか、行く末がころがっていくところも読み応えがある。
なにより、無骨者の主人公であるとこがいい。
ただのハンサム優男、つまり今いう草食男子ばかりにあり得ない強烈な男臭さが魅力的だ。
もっとも、こういうのを男尊女卑の差別と言われるものでもあるが。

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きみが選んだ死刑のスイッチ(森達也)

Sikei

最近、裁判員制度で、にぎわしい。
これを契機に少し、裁判というものについて考えてみよう。
この本は、お子様向けにはなっているが、そもそも、人間の尊厳を守るという意味での基本のキ、人権というものは何かということについても、掘り下げてある。

と、書くと、非常に難しい話のように思えるかもしれない。
しかし、毎日の生活を送る上での、細かな裁判。
例えば、3年1組のクラスのホームルームで、「誰々さんが生き物かかりなのに、金魚にえさをやっていないから金魚が死にました」と指摘されたとしよう。
そこで、誰も発言がなければ、誰々さんは罰を受けることで終わってしまう。
しかし、そこで、クラスの誰かが、Aさんが金魚にカレーをいれたから、金魚が死んだということを目撃したのを発言したとする。
すると、Aさんがほんとは、原因だということになる。
けれど、そのAさんは、Bさんに脅されていたとする。
となると、ほんとの主犯はBさんだということになる。
事件の、真実を見極めるというのは、すごく難しいことなのだ。
しかも、人間には感情がある。
そのBさんが明るく成績がよい人だと、こんな人がそんなことをするわけがないと思ってしまう。
まこと、人間とは厄介なものだ。

そんなふうに、すごくわかりやすく話は進んでいく。
昨今、裁判員制度ができ、 みんなに裁判に参加してもらって、有罪無罪を決めてもらうということではあるが、なんか、腑に落ちない。
法律のホの字も不確かな人が勝手に感情だけで、こいつは、悪人顔だから、有罪なんてことにもなりかねん、罪状が凶悪になればなるほど、死刑に傾くのではないだろうか。
そういえば、裁判員制度の始まる前にお勉強と称して、裁判というものに詳しいNPOの方の講演を聞いたことがある。
すると、裁判官というものは、実は、まるで世間というものを知らないいわば法律全書だけに徹してるという輩だという。
そういう人だけに裁判をまかせるのが不安だから、裁判員制度ができたという。
しかしながら、それだとすると、ますます、裁判という制度にたいする不信感がでてくるのではないだろうか。

最近は、冤罪が認められた方も多い。
そんな間違いを起こす裁判制度に、裁判員制度よりも、もっと、違うものが必要なのではないでしょか。

考えるということを促すという意味ではこの本は最適である。
死刑制度についても、単に悪もんは死刑という短絡的観念ではなく、人間であるということを深く掘り下げていくならば、その制度というものがほんとはどうあるべきかということもまた違ったものになるだろう。

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オリンピックの身代金(奥田英朗)

時は、昭和39年。
東京オリンピックの年。
当時を騒がせた爆弾魔、草加次郎をモチーフにあしらっている。
時代を反映するプロレタリアの嵐吹く東京大学の闘争ともあいまって、すべてがしてやったりで進んでいく。
ふつうのひ弱な学生である島崎国男がなぜ、大それた犯罪に身を染めるようになったのか!
どこか視点がぶれてるような気もするが、人間というのは、そもそも、自分というものにたいして、ここだというものを持っておきたいのだろう。
自分では、立派な信念に基づいて行動しているように思いたい。
相反する立場の端から見れば、なるほど、その行動は間違いないように思う。
日本をよく見せようとするオリンピックの開催のおかげで、名もない末端市民にしわ寄せがくる。
どうかしたら、その突き上げで命を失うものも出てくる。
名もない人々の代弁者として、一泡吹かせるためにもくろんだオリンピック開催の爆弾予告。
警察は、日本という国の威信をかけて、どんな非合法的手段を講じても、守らなくてはならない。

迷宮入りした草加次郎事件。
その裏には物語が隠れている。
とも思わせるこの本。

オリンピックは果たして開催されるか否か、ラストストーリーは見逃せない!

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保険のおばちゃん



どうでもいいようなことを印鑑がいるとかで、いつものおばちゃんがやってきた。
印鑑押して、証書を預けた。
預けた証書は、郵送だそうで、再びのおばちゃんの顔は見なくてすむかと安堵した。
そしたら、きのうのきょう、ピンポーンと玄関におばちゃん。
あれ、郵送のあれをわざわざもってこられた?
というと、旦那の分の印鑑がいるとかで・・・。
へーん。
と、思いつつ、話のながいおばちゃんの無駄話につきあいつつ、バックからとりだすは、保険の見積書。
い・いつのまに・・・。
あなたの保険が来年切り替えになるので、同じくらいの保険料でかなり、よさそうなものがあるのよ、と。
どれがどんなふうにいいのか、まったく頭にはいらず。
ただ、終身部分を定額にしてるのだけが・・・。
たぶん、そこを落とすと保険料が減るのだろう。よ。
そんなことは、わかっとる。
そこをまた65になったときに切り替えにするらしい。
さんざん、途中きりかえは、同じ内容ですと、保険料アップになるということは学習したつもり。それをまた、65でやるのは、とても、気が乗らん。
今時、65なんて、はなたれ小僧。
とても、棺桶に足つっこんでるよぼよぼでないことは確か。
そしたら、がんがん、保証いるよ。生きてる限りは。
と、胸のなかで、算用しながら、笑顔で、そんときに考えますわ、おほほ。と。
それに、たのんでないですもんね。見積もりと。
たぶん、きっと、これ、しないと思いますよ。と。

油断もすきもない。
保険のおばちゃんのお手間をかけたら、それに取り組まん客は非人情攻撃はもう飽きた。

見積書、横目でみながら、保険って。まったく、病気になんなきゃ、元とれんとはなんと因果なことよ。と、100パーセント健康体の我が身にうれしいやら、くやしいやら。

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カレーパーティのお誘い



非常に珍しい。
息子が学生時代の友達から電話があって、でかけていった。
あら、なつかしいね♪と、私もちょっと目がうるうる。

帰宅は夜中をまわってたらしく、翌日、変なことを言い出した。
アムウェイって、どんなとこか、調べとって?
え!アムウェイといったら、元祖マルチ商法。
さんざん、裁判やら、問題になったとこだよ。
ニューウェイズやニュースキン、その他いろいろのその類いといっしょ。
関わらん方がいいけどね。

すると、カレーパーティは、キャナルの近所のマンションの一室。
そこに連れて行かれたんだって。
そこは、友達んち?
いや、違うと思う。ほかの人もいて、生活臭も全くせんかった。
だということは。
アムウェイのその手の個人的説明を加える場所!
ひぇぇぇっーーー。
ほんまにそんなとこがあるんやねー。
しかも、まだ、マルチの商人がうじゃうじゃ。
しかも、友達。
困ったことだねえ。

話は全然強引でもなんでもなく、軽く、してみる?みたいなのりだったらしいけど。
気弱な人だったら、つい、イエスって、返事しちゃいますよね。
会員加入が3000円だから、別にべらぼうではないしね。
それにしても、息子も言ってたけど、製品自体に魅力がなければ、あんまり、意味ないと思うとかね。

私も久しぶりにご対面したアムウェィのパンフ見て、まるで、通販カタログのように商品てんこもり分厚さに、なんじゃこりゃ。
金額設定も高いし、品自体もよいかわるいかわからんし、仕組みが人にもうけさせるために自分が買うというのもムカムカするし。
消費する立場だけにとどめるだけにしても、気分悪。

息子のとどめの発言。
「悪いけど、買うちゃらんね、ひとつ。」と、言われた方が素直にひとつくらいは買うてやれたよ。

ほんにねえ。

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ビニールサンダル

Kutu1
ごくごく内輪でのマイブーム的広がりを続けている。
ほんとは、ラバーサンダルというものらしいの。
色がシュールで、ちょっと、こんな派手なもん!と思わないでもないけどね。
でも、裸足でオーケー。
少々の雨、どしゃの雨でももちろんオーケー。
暑い季節には、ほんに重宝なやつなんだわ。これが。

はいてみるとわかるんだけど。
底に足裏がぴったりフイットするのね。
だから、はいてないみたいなの。
はだしで歩いてるような感じかな。
ま、そのせいで、コンクリの上を歩くと、ちと華奢な足さんにとっては、足骨に響く感じがするかもね。
買い物でも海でも、散歩でも、なんでもできちゃう万能タイプのこれは、お値段のお値打ち価格。色とりどり七色そろえちゃっても、5000円ちょい。

なんてったって、はき心地がいい。
どこも痛くない。
扁平足だろうが、幅広だろうが、どうにでも、変化してくれるサンダルなのだ。

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