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保険のおばちゃん



どうでもいいようなことを印鑑がいるとかで、いつものおばちゃんがやってきた。
印鑑押して、証書を預けた。
預けた証書は、郵送だそうで、再びのおばちゃんの顔は見なくてすむかと安堵した。
そしたら、きのうのきょう、ピンポーンと玄関におばちゃん。
あれ、郵送のあれをわざわざもってこられた?
というと、旦那の分の印鑑がいるとかで・・・。
へーん。
と、思いつつ、話のながいおばちゃんの無駄話につきあいつつ、バックからとりだすは、保険の見積書。
い・いつのまに・・・。
あなたの保険が来年切り替えになるので、同じくらいの保険料でかなり、よさそうなものがあるのよ、と。
どれがどんなふうにいいのか、まったく頭にはいらず。
ただ、終身部分を定額にしてるのだけが・・・。
たぶん、そこを落とすと保険料が減るのだろう。よ。
そんなことは、わかっとる。
そこをまた65になったときに切り替えにするらしい。
さんざん、途中きりかえは、同じ内容ですと、保険料アップになるということは学習したつもり。それをまた、65でやるのは、とても、気が乗らん。
今時、65なんて、はなたれ小僧。
とても、棺桶に足つっこんでるよぼよぼでないことは確か。
そしたら、がんがん、保証いるよ。生きてる限りは。
と、胸のなかで、算用しながら、笑顔で、そんときに考えますわ、おほほ。と。
それに、たのんでないですもんね。見積もりと。
たぶん、きっと、これ、しないと思いますよ。と。

油断もすきもない。
保険のおばちゃんのお手間をかけたら、それに取り組まん客は非人情攻撃はもう飽きた。

見積書、横目でみながら、保険って。まったく、病気になんなきゃ、元とれんとはなんと因果なことよ。と、100パーセント健康体の我が身にうれしいやら、くやしいやら。

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