巴之丞鹿の子(近藤史恵)
たぶん、捕物そのものや、江戸の時代の人情などは、小憎らしいほど、気持ちいい展開を見せてはいるのだが。
なんとなく、会話が現代なのだ。
そこらの兄ちゃん姉ちゃんの会話に置き換えても違和感がなさそう。
なので、そういう部分が気にならないのなら、人物のキャラで楽しめる。
お袖の侍をけってみたという場面は・・・。
そう、何やら、蹴りたい背中を彷彿させるし。
蹴りたい背中、江戸版みたいな感じも面白い。
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