血がたりん。
十二指腸潰瘍のせいで、貧血になった。
血がうすいと、何しろ、だるい。
ひどい時は、たかだか、まっすぐたってることだけで、あえぐ。
息ができん。いや、息をしてるのだけども、ちっとも酸素が肺にはいってこない。
まるで、金魚になったみたいにはあはあ。
それでも、息苦しくて。
こんなこと、初めて。
いったい、何がどうしたのか、迷いにまよい、悩んだ。
でも、こればっかりは、お医者さまにしかわからん。
結局、お世話になりにいった。
すると、血が足りないので、お注射で補いましょうということになった。
ヘモグロビンというのは、どす黒い。
点滴のチュウブは、まるで、コーラ色。
ポツンポツンと、腕のなかに吸い込まれていく。
でもなんで、どうして?
血管って、血圧で流れるじゃない。それなのに、電動ポンプも使わずに上から落としただけで、はいっていくわけ?
不思議・不思議・不思議・・・・・。
と、いくら考えても、わからない。
上にあるということがみそ?
理科の実験で習った万有引力の法則?
うーーん。
わからん。
何度目かの点滴でとうとう我慢できなくなって、聞いた。
あれは、静脈に注射するらしい。
動脈が心臓から押し出す力で静脈はかえってくる。
ふふーん。
点滴しながらも、ただでは起きなかった私。
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